10月第4週のワークショップも変則で開催です。
左官壁・版築工法による内装壁への応用で・・・ 滅多に体験のできないワークショップが始まります。
朝一番(とは言えお昼前に近いですが・・・)は現場の古瓦の処分材が残っており
先ず搬出から、積込み作業と・・・人海戦術です。大勢の皆さんで素早く完了。

型枠を取付け、柱の壁ちりを確保、奥行き厚み30㎜程の隙間へ壁土(土、石灰、苦汁)を入れて・・・
叩き締めながら固めていきます。層の厚さ30㎜程度。


皆さん横一列に並び、土を少しずつ入れ、突固めながら・・・また叩き締める作業の繰り返しです。
層ごとに、色の違う(産地の違う)土を入れて行きます。


型枠の幅・・・四層迄仕上がりました・・・が、型枠の取り外すタイミングがわからない。
乾燥後に外すか、湿っている間に外すのか・・・プロたちが協議していましたが・・・
試しに今外すとどうなっているか・・・試行しました。
おお!!見事に型枠が壁を傷めずに取り外せました。 一回目は見事成功です。
これから、この連続壁が上部へ登っていきます。 次回以降への楽しみです。
されど!!難易度は高まっていきますので・・・ボランティアの皆さんでどうなるかも・・・
面白いことになりそうです。


土の色違い層と型板の杢目が浮き出ています。テクスチャ素材として面白い!!
次回のご案内です。
日時 :
11月5日(土) 11月19日(土) 10:00~16:00
場所 : 篠山市西町 江戸期の町屋・細谷邸
内容 : 左官壁 版築(はんちく)内装壁工法、その他関連作業等
参加希望の方は、担当窓口の酒井吉一迄、又はブログの参加申し込み受付から。