google-site-verification: google7592f37768a5dfb2.html 2014年12月|『NPO町屋研』 丹波篠山古民家再生プロジェクト~Npo法人 町なみ屋なみ研究所 
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    『NPO町屋研』 丹波篠山古民家再生プロジェクト~Npo法人 町なみ屋なみ研究所 

    古民家再生ボランティアW・Sに参加しませんか? 伝統的な町並の保全に取り組むNPO法人町なみ屋なみ研究所が進める、ボランティアによる古民家保存の取り組みです。
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    第216回丹波篠山古民家再生プロジェクト~伝統工法・竹小舞下地

    今年もカレンダーが残り一枚・・・ 早いものである。

    世間では選挙で騒がしい?丹波は静かだ。

    寒さだけはいつもの年より寒い!寒波の襲来が早い。 そんな中での

    丹波篠山古民家再生プロジェクトのボランティア作業日、

    朝方・・・チリ程の小雪が一時チラホラと。

    慌ただしい中を、ボランティアの皆さん顔を出してくれています。

    スタッフ共で13名・・・ 作業メニューは竹小舞下地掻きです。

     写真は全て拡大出来ます。
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    今日の左官壁工程で竹小舞下地掻きの講師は若匠メンバーで

    奥村左官店の奥村さんを軸に、同メンバー太田さん、岡田さんがサポートする。

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    この主屋は築100年を超えた伝統工法で造られた町家であり、内部改変で

    桁行通りには竹小舞下地荒壁塗りが施されていたが、劣化腐朽で崩落・・・

    また意図的に除去されていた。再生するに当たり伝統技法での荒壁塗り

    を再現、復旧し防火上・耐震的にも配慮し修景計画に結び付けるものである。

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    昔は竹屋さんが下地竹として竹藪から伐り出した長い丸竹を現場へ持って

    来ていたが・・・何時しか割り竹が納められるようになった。 作業効率が

    数段速くなってきている。 されど近年この伝統工法も田舎でも見受けることが

    少なくなった。 解体時発生した古い壁土は・・・ボランティアさん達が丁寧に

    異物を除去して再利用のため現場保管しています。 次回はこの土を水練り

    し、スサも増して荒壁土として塗り付ける作業工程に入ります。


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    桁行通り(ウナギの寝床といわれる長手方向、奥行き方向)は片側づつジャッキアップ

    され、布基礎補強を施しています。 旧軸組が浮いている状況です。

    コンクリートの乾燥具合で順次新しい土台を入れ着地させます。

    その後、同じく竹小舞下地荒壁塗り工程へと進めます。 塗り工程は時期的に年明けが

    本格的になる感じです。 ボランティアさん達の協力が大きな戦力となります。


    次回の予定

    12月20日(土) 10:00~16:00

    場所は 魚屋町の町家(ここです)

    作業は、竹小舞下地掻き、荒壁土塗り、荒壁土練り

    土練りには長靴が必要ですのでよろしくお願いします。

    荒壁土塗り作業は寒くても汗が出るくらいハードです。

    参加希望の方は案内窓口酒井吉一迄よろしくお願いします。

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