この8月は諸事情で開催日を変更し、更に8月の台風直撃で予定を中止と
変則的な日程でのボランティア作業開催となりました。
第4週、23日土曜日の開催で、参加ボランティアの皆さんも予定が
立て難かったと思います。 直接的な関係はありませんが
お盆の豪雨、大きな災害が隣の丹波市市島町を中心に起こった
事はご承知の通リです、救援ボランティア作業も活発化しています。
古民家再生PJのボランティアの皆様の中でも救援に駆け付けられた方も
居らっしゃるかと思います。
今回からボランティア作業現場が変わりました。
それぞれ皆様事情がある中、スタッフ共で7名の参加がありました。
以前の作業現場、再生に向けた片付け等が途中までとなっていた現場・・・
新たに再生に向けて動き出します。
木材類、ガラ類、金属、プラスチック、タタミ等・・・ 分別廃棄となります。

ボランティア作業で出来る範囲の小解体、 新しい計画案に基づき可能な部位の
解体を行っています。 2階の天井を一部撤去・・・ 天井裏には屋根土、塵、の類が
一杯乗っていました。 もうもうたる埃・埃埃! 思わず咽返る始末!
そんな状況でも、皆さん頑張って作業してくれています。 感謝感謝です。


2箇所ある階段、簡単な取付だけで、取り外せる古い方を一時撤去です。
これで作業性が一気に高まりました。
2階タタミの状況・・・ 屋根からの雨漏りが酷く、タタミが腐ってしまいました。
2年前まではこんな酷くなかったのですが、今年の台風、合わせ最近の豪雨の成で
一気に漏ってます。


今まで屋根の状況が完璧に調査出来ておりませんでしたが、今日は意を決して
恐恐ズレそうな瓦屋根の上へ登りました、2階部屋内からは隙間だらけの屋根裏が見えます。
やはり想像以上の劣化状態・・・ もう限界過ぎてます!
今般の再生で修理しますので、そうすれば○○十年以上大丈夫!
写真でよく分かる様に、町家の隣家との間隔は人が一人通れる程しか開いていません。
このような状況で、足場を組み、作業を進めることになりますが・・・ 施工業者も大変!!
篠山の城下町における町家は殆どがこんな状況ですので、修理工事も大変です。
廃棄物をダンプに積込み、ロープ掛けをして搬出しますが、荷台の荷物を固定さすための
ロープの結び方の話で、いっとき華が咲きました。
「南京結び(万力結び)」と言うようです。ネット検索では・・・
現場で実践演習していますが、理屈・頭で理解するより身体で覚えるのがポイントの様!
何回も繰り返し演習することで自然と覚えるでしょう。
これは、普段役立つと思います、軽トラに物を積み、固定するためのロープ掛け・・・
緩すぎると走行中荷崩れを起こす。 昨今はホームセンターに行けば荷の締め付けベルトが
売られていて簡単ですが、是非この結び方も覚えておくと応用が出来ます。
次回開催予定
日時 : 9月6日 土曜日 10:00~16:00
場所 : 魚屋町(誓願寺前) 旧すし屋町家
作業予定: 整理、片付け、小解体作業 の予定です。
参加希望の方は 案内窓口酒井吉一迄ご連絡をお願い致します。