シルバーウィーク後半の初日、夏日のような日差しで暑い…
今日のWSは現場が変わり、居住者支援と言うことで、ボランティア仲間の西村様宅でWS開催です。連休にも関わらずスタッフ共で17名の参加です。

西村様より最初のご挨拶を頂き、スタッフのガイダンス、そして今日のカリキュラム「外構のフェンスづくり」のための準備工事、仮設工事等進め方を講師の大西工務店・大西棟梁から受けました。
先ずは、敷地の空地部分の雑草の除去作業からスタート…


草の除去作業が済むと、仮設工事の始まりです。敷地境界にフェンス(手作り)を設置するため、先ずは敷地の高さの確認、測量、基準点を決め基準高さを確認して行きます。
プロが使う測量器具を使用して高さ測量、また測量の進め方、スタッフ(計測棒)の持ち方などなど… 実践と同じように進めるため大西棟梁から専門的なことをレクチャー。
レベルでスタッフのメモリを読む… 慣れないとちょっと難しいかな? レベルを覗き込む者と測点でスタッフを持つ者とのコンビネーションが上手くいくと正確に早く測量が進むということも話された。私も経験上全くその通りと…納得。

田圃側には擁壁+CB積み(足回り)のため、先ずは水盛遣方をします。高さ測量の値を基に素早く高さを決めていく大西棟梁… 流石!長年の経験で、頭の中で暗算!パッパッパッと決まる。
決まれば所定の位置に杭を打ち、やり方貫を留め付ける。暗算で出た値をレベルで写し、確認して行く。
規模は小さくとも、建築工事における水盛遣方・墨出しの進め方と同じである。DIYで進める場合も同じ要領でやればいいのである。
暑い中、堀方、掘り下げて床付けを行います。擁壁の基礎下端まで綺麗にスコップ、ツルハシなどで掘り下げてます。
K・Gの女子学生達も慣れない作業ですが頑張ってます!!
他方の境界にはフェンス芯柱を埋め込むブロックを埋込みます。数メートル間隔での壷掘り… またまた地盤がガラガラで少し固いと来た!


終了予定の時間が迫る中で、皆さん頑張って掘ってくれました… ブロックを所定の位置、高さに据え付けています。微調整も大西棟梁の手際よいレクチャーで完了。水湿しで埋戻し土を締めます。

作業完了です。暑い中ご苦労様でした。
次回のご案内
日時:10月5日(土)10:00~16:00
場所: 篠山の城下 岩茶房ことり(187回目の場所)
作業: 左官壁塗り&屋根瓦修理etc
参加希望の方は 案内窓口酒井吉一 迄申込ください。
※ WS終了後のまち歩きイベント別枠にてUPします。