google-site-verification: google7592f37768a5dfb2.html 2012年12月|『NPO町屋研』 丹波篠山古民家再生プロジェクト~Npo法人 町なみ屋なみ研究所 
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    『NPO町屋研』 丹波篠山古民家再生プロジェクト~Npo法人 町なみ屋なみ研究所 

    古民家再生ボランティアW・Sに参加しませんか? 伝統的な町並の保全に取り組むNPO法人町なみ屋なみ研究所が進める、ボランティアによる古民家保存の取り組みです。
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    第169回丹波古民家再生PJ~町屋の再生~屋根瓦葺

    いよいよ今日から師走… 気忙しいですね。そんな今日のボランティア活動、何といつもより多めの参加者がありました。スタッフ共で20名… 
    流石現場が狭く感じました。

    今日の作業工程は、屋根瓦葺工事になります、本職の瓦葺職人さんが指導しながら作業を進めます。
    講座のカリキュラムに則り屋根葺材、瓦葺材またまた屋根の形状による瓦葺工事の違いなどetc・・・

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    城下町の町家、間口が狭く奥行の長い敷地割り… うなぎの寝床と称される敷地割りが特徴のこの現場。
    奥向きの土蔵の下屋の屋根葺き工事から手を付けていきます。平素はプロが工程を進めており、ボランティアの皆さんに作業のしやすい工程を準備して貰っています。
    下屋の瓦も元葺いてあった古瓦を再利用します。桟瓦ですが、引掛け桟瓦でないので馴染み土を筋葺きで再生します。
    古い屋根土を再度水湿して練り直しています。


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    下屋の上へ最初の軒先瓦を協力しながら持ち上げています。雨の様子も不安定ですが何とか持ちそう… 午後からはかどるかなと一安心。何分外仕事で屋根の上の作業となりますと危険も伴い要注意工程です。

    されど… お昼前頃には大粒の雨が落ちかけてます。午後はちょっと厳しいかも…



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    午後からは外仕事は危険ということで、屋内で朝の講座、座学の続きをすることとなり、本職の依藤さんから瓦、瓦葺、工事関連の話をして頂きました。どんどん専門的なレベルの話になっていきましたが、皆さん真剣にまたまたメモなど取りながら話を聞いてくれてます。
    屋根瓦葺上げには職人さんの隠れた裏技などが大きく影響を与えています。特に古瓦でサイズが統一していないものを混ぜながら葺き上げるには熟練の匠の技が不可欠です。
    このような生きた現場の話はマニュアルとかガイドラインには書かれていません。それぞれ職人さんの経験則からのウラ話ですので面白くきけます。

    次回も屋根葺き工事の続きに成るかも…



    次回のご案内です。

    12月15日(土) 10:00~16:00

    同町屋にて行います。


    ご参加希望の方は案内窓口酒井までご連絡下さい。

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