今日は今月2回目の古民家再生プロジェクトで、武家町でのボランティアにも多く
の方が参加してくれまして、茅ぶきのシコロといわれる下屋の瓦葺き作業を行いました。
瓦が不足なので、直ぐ近くで私が設計監理を担当している伝建保存修理現場での古瓦を再利用することで、14・5名のボランティアさんに運んで頂きました。
こんな事も体験の内で皆さん楽しそう!
180年前の棟門、土塀などの修復について、早速ミニ講座の始まり始まり…
いやぁ…皆さん真剣な眼差しで。
下屋の瓦割り付けから始まり 先ず軒先唐草瓦の取付け、なじみ土を置き・・・
古瓦で、ひずみ・曲がり・サイズが上手く納まらないが丁寧に一枚一枚と協働作業を屋根葺き作業の体験など先ず中々出来ないと思います。いい経験になるでしょうね。
古い常連さんは要領もよく並べていっています。

女性陣も荒壁部分の解体作業、落とした古い荒壁も再利用します。
また垣渋を梁などに塗り、古色を出します。マスキングテープを貼っています。
またベンガラも現場で作り、塗る作業も出てきます。
作業全てがボランティアさんにとって教材となります。
今日も大阪、京都府、播州、神戸などから駆けつけてきて頂きました。 ご苦労様でした。
次回は11月の第一土曜日の予定です。 引き続き屋根葺き作業です。
武家屋敷再生